후리가나로 읽는 일본 고전
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だいぼさつとうげ
大菩薩峠11
中里 介山
中里 介山의 大菩薩峠11(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 368,567자 · 720화면
大抵、今まで、この姫君から命ぜられた課役に対し、それを完全に仕遂げた時は、通常の労銀の二倍は下し置かれることが例になっているから、迷惑の色は、報酬の艶を以て消し去らるるのを例とする。
果して、その日から、ここに新たな土木工事が起されました。
本宅の再建工事を監督している父の伊太夫が、遥かにこれをながめて、苦りきった面をする。
だが、何の目的のために、何の必要あっての工事か、それは問わないことにしている。
三十一
それから数日の間、お銀様が面を見せなかったのは、引籠って、塚の上に立てられるべき、なんらかの建設物のプランを立てていたものだとも考えられる。
果して、数日を経て、使の者が甲府の町に向って飛ばされました。
それに応じて、使者ともろともに召し出されたのは、甲府で名うての腕利きの老石工でありました。
この石工をお銀様は一間に招じて、そうして自分が手ずから認めたらしい、一枚の絵像を取り出して――無論、いかなる場合でも、お銀様は、人と面を合わせるに、覆面というものを外したことがありません。
甲府から呼んだ老石工に、一枚の絵像をつきつけたお銀様は、まず絵像そのものだけで、老石工を驚倒させてしまいました。