후리가나로 읽는 일본 고전
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だいぼさつとうげ
大菩薩峠11
中里 介山
中里 介山의 大菩薩峠11(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 368,567자 · 720화면
「手紙ヲ以テ申入候、近年婚礼相済ミ候者、水振廻ノ祝儀ヲ為シ、近所ノ者寄リ集マリ、作法宜シカラザル儀之レ有ル段相聞エ候、以後右ノ様子ノ族、之レ有ルニ於テハ、急度、御吟味ヲ遂ゲラルベキ旨、仰セ出サレ候、向後、相慎シミ、作法宜シキ様ニ仕ルベキ旨、御老中仰セ渡サレ候条、其ノ意ヲ得ラルベク候、以上」
とあるによって見ると、この「水祝い」がかなり無作法なものになって、この慣例をいいことに、ずいぶん人に迷惑を及ぼす弊害が多かったものと見える。
それでも儀式としてはまだ相当に残されていたものと見え、万治三年の正月に、家中水あびせがあった時に、侍たちが光友の世嗣綱誠に向って、慰みのためにこの水あびせを御覧になるように申し上げたが、世嗣はこれをことわって、
「侍たる者を裸にして、庭上を引きずり廻ることは、更に行儀にあらず、作法が闕ける。水あびせの事重ねて申し出てはならぬ」
と制止せられたとある。
これによって見ると、前後に少し合わぬところはあるが、尾州の「水祝い」も、元禄以後には全く廃止せられたものと見なければならぬ。
しかるに、この際、特に道庵先生に敬意を表するために、この廃れたる古儀を復興して、十二分に「水祝い」