일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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だいぼさつとうげ

大菩薩峠11

中里 介山

中里 介山의 大菩薩峠11(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 368,567자 · 720화면

아오조라 문고

好意を示しているのだから、無論その辺から故障の起るべきはずはない。

さらば内部の作業員に多分の病人でも出来たのか、海人や海女たちが競争心の結果、潜水の度が過ぎて、身体でもこわしてのけたのではないか。

そんなはずもない、彼等はそれぞれ適度に仕事をして、一同みな焚火にあたりながら元気よく談笑している。第一ここでは、「水を潜ることと、子を産むことでは、女にはかなわねえ」といって、男の方から、女に一目置いているものさえある。

たとえば、男子の潜水の最大限度が、かりに三分間だとすると、女には五分間もつづく者がある、というようなことを是認しているらしいから、競争心の起りようはずもない。つまり外房の方から、優秀な海女が来ているのでしょう。そこで海女が、時々思いきった広言を吐いて海人を侮慢することもあるが、その自慢も毒がないから、笑いに落つるだけのものである。

そんなようなわけで、内外共に和気すこぶる藹々たるところ、故障が起ったのは、思わぬところに隠れたる気流があるものです。

それはまず、浦の坊さんたちから故障が起りました。

難船を引揚げるからには、難にあってさまよう霊魂のために、一片の回向供養を捧げて、それから仕事にかかるのが冥利だという申し出がありましたのです。