후리가나로 읽는 일본 고전
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だいぼさつとうげ
大菩薩峠19
中里 介山
中里 介山의 大菩薩峠19(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 319,771자 · 617화면
直ちにそれを馬と車とに積めるだけ積んで、麓へ下って、春照の火の見の下に待機しているんだ。一手は留守を守ってくれ給え、留守といっても僅かの間だ。そのほかは、馬と車を以てできるだけの米と銭とを麓へ運ぶことに全力を尽すのだ、無論、拙者も同行する」
青嵐居士は、五十人の手勢を日頃の訓練通りに部隊分けをして、一手は第一線に、一手は留守、しかして出動軍の第一線に自分が立つというのです。しかし、戦争をするつもりの出動でないことは、一同の胸によく納得されている。うちの大将は智将であるから、徒らに戦争をしない。人数の総動員も、物資の総動員も、みな緩和の目的のために費されるのだということを、王国の民が皆、納得しながら勇み立つ。その勇み立ち方が、平和に向っての希望ある勇み方で、戦争に対する捨身的な勇気でないことは、臨時留守総理の器量に向っての無言の信任でもありました。青嵐居士は留守師団長、留守師団長と言い慣らされてはいるが、事実、この王国に於ける現在の地位は、師団長たるにとどまらない、むしろ臨時総理であり、女王代理であり、胆吹一国の興廃はその肩にかかっていると見るべきであります。