후리가나로 읽는 일본 고전
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だいぼさつとうげ
大菩薩峠19
中里 介山
中里 介山의 大菩薩峠19(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 319,771자 · 617화면
船頭水夫も昂奮したが、船上の一座もすくんだように重くなって、立ち上る元気よりは、怖いものを見る心持が鉛のようになる。
六
事態は重くるしかったけれども、手数は極めて簡単でした。船をめがけて漂い来った二つの抱合い死体は完全にこの船の内部に助け上げられました。その報告を綜合してみると……案のごとく男女の抱合い死体であったこと。
ことにお角さんの予言的中して神の如く、男が年上で、女がズッと年下であったこと。
さりとてお半と長右衛門ほどの相違ではないが、女はお半だとしても、相手がとうてい長右衛門では有り得ない、黒い衣紋のうらぶれの三十いくつの浪人風情であったということ。
帯のない女の衣裳形が、水手たちの口の端に上らないところを以てして見ると、これは早くもお角さんのたしなみが与って救われたものです。お角さんは従容として言いました、
「これは心中じゃありませんよ」
心中でないとすれば、脅迫か。脅迫とすれば力の問題だから、この小娘がどう間違っても、このおさむらいを脅迫する道理はないから、女の子がこのさむらいに無体な脅迫を受けて、水に逃れようとしたのを、男が追いすがって、我がものにした。