후리가나로 읽는 일본 고전
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だいぼさつとうげ
大菩薩峠2
中里 介山
中里 介山의 大菩薩峠2(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 195,601자 · 387화면
翠微の間に一抹の煙がある――煙の下にはきっと火がある、火の近いところには人があるべきものにきまっています。
「なるほど、煙が立つ、拙者が様子を見て来よう」
村本伊兵衛というのが出かける。
「よし、我輩も行こう」
荷田重吉がいう。村本と荷田は連れ立って、その煙の方へ行ってみます。あとの九人は、木の根と岩角とに腰をかけて、その斥候を待っています。
「諸君、仕合せよし」
村本と荷田は欣々として帰って来て、
「山小屋がある、その中には、猟師と見えるのが、炉に火を焚いて、何やら獣の肉を煮ている」
「ナニ、獣の肉を?」
肉と聞いて、うまそうな唾が口の中から迸るようであった。
「敵の間者ではないか」
「いや、そうではないらしい、たしかに生えぬきの猟師と見受けた」
「おしかけろ」
「行ってみろ」
村本と荷田は案内する。九人はそれについて行って見ると、山腹のやや平らかなところを程よくこなして、そこにかなり大きな掘立小屋があります。
「頼む……」
「うあ……」
中で妙な調子の返事がある、面を出したのはまさに猟師に違いない。ずっと前に、はじめて三輪の藍玉屋の不良息子の金蔵に鉄砲を教えた惣太でありました。