후리가나로 읽는 일본 고전
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だいぼさつとうげ
大菩薩峠2
中里 介山
中里 介山의 大菩薩峠2(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 195,601자 · 387화면
眼には、斬った人の面影がありありと浮ぶ。
十二
眼の前にあっても、時が来らねば会えません。竜之助と兵馬とは、山城、大和、伊賀、紀伊の四カ国を、あとになり、先になって、往きつ戻りつしましたけれど、とうとうそのいずれでも会うことができないのです。竜之助は敢て兵馬を怖れて逃げ隠れているのではない。兵馬は目の先に近づいて、それでどうも刃を合せることができないのです。
今、ここに竜神村の災難、七兵衛やお松がどうしてここへ来るかを知らねばなりませんけれど、兵馬はそれを顧みている遑がない。
竜之助の落ちて行く方面は、日高川に沿うて四十余里の屈曲を塩屋の浦まで出て、船でどちらへ行くか、または高野領を経て西国筋へでも落ちるか、兵馬はそれを測って単身結束してそのあとを追わねばならぬ。
兵馬が竜神村を立った時も、まだ竜神村の火は消えませんでした。