일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

だいぼさつとうげ

大菩薩峠3

中里 介山

中里 介山의 大菩薩峠3(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 214,131자 · 423화면

아오조라 문고

と神尾の者がこう言いました。

この時に、駒井能登守と渡辺という与力が、峠を下りて近いところまでやって来ました。

それと聞いて渡辺は神尾の駕籠近く寄って来て、

「お乗物の中へ物申す、拙者は甲府勤番支配の与力渡辺三次郎、失礼ながらお名乗りを承りたい」

この時に神尾主膳が駕籠の垂を上げて外を見ると、おりから来かかった駒井能登守と面を合わせたが、さあらぬ体で、

「拙者事は、同じく甲府勤番の組頭神尾主膳でござる、今日は私用にてこのところを通行致す故、公用向きの礼儀は後日に譲る、お尋ねの怪しい者とやら一向に我等は存知致さぬ、前路にちと急の用事あるにより、これにて御免」

こう言ったままで、垂を下ろさせてさっさと駕籠を進ませました。だから能登守の左右の者が、その無礼を憤って眼と眼を見合わせると、能登守はなにげなき風情で取合いません。

十

こうして神尾主膳の一行は笹子峠を向うへ越えて、黒野田の本陣へ着きました。

黒野田の本陣へ神尾の一行が着いた分には仔細がないけれど、その一つの駕籠の中に隠して来たがんりきをこの宿へ連れ込むとすれば無事ではないはずだが、一行がこの本陣の前へ着いた時に、がんりきの駕籠だけはここへ留めないで、「鳥沢まで送ってやれ」