후리가나로 읽는 일본 고전
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だいぼさつとうげ
大菩薩峠6
中里 介山
中里 介山의 大菩薩峠6(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 185,112자 · 362화면
果してバタバタと廊下を渡って迎えに来た者があります。
「おお、あなたは弁信さんとおっしゃるお方でしたか、あなたも琵琶をお弾きになるそうですね、ただいま、こちらにも琵琶のお上手な方がおいでになりました、道庵先生もそれをお聞きになっていらっしゃいます、ぜひ、あなたもその席へおいで下さるようにと、先生も、皆様も、そう申しておいでなさいます、さあ、お上りくださいまし」
こう言って、わざわざ奥から弁信を迎えに来たのはお松であります。
「左様でございましたか、実は私もただいま外でお聞き申していたところでございました、それを聞かせていただきますれば、私と致しましても願ったり叶ったりでございます。そういうことでございますなら、好きな道でございますから、遠慮なしに上らせていただきますでございます」
弁信は杖をさしおいて、はや玄関へのぼってしまいました。
やがて弁信が広間へ案内されて見ると――弁信は盲目だから見るわけにはゆきません、推量してみると、かなりの広間に、かなりの人が集まって、琵琶を弾いている人は、その広間の真中にいることはわかります。だから自然、聞く人は皆その周囲に端坐したり、柱にもたれたり、障子や唐紙をうしろにしたりしているということがわかります。