일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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てんしゅものがたり

天守物語

泉 鏡花

泉 鏡花의 天守物語(てんしゅものがたり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 20,593자 · 42화면

아오조라 문고

獅子頭を捧げつつ、夫人の面、なお母衣の外に見ゆ。

討手どやどやと入込み、と見てわっと一度退く時、夫人も母衣に隠る。ただ一頭青面の獅子猛然として舞台にあり。

討手。小田原修理、山隅九平、その他。抜身の槍、刀。中には仰山に小具足をつけたるもあり。大勢。

九平 (雪洞を寄す)やあ、怪しく、凄く、美しい、婦の立姿と見えたはこれだ。

修理 化るわ化るわ。御城の瑞兆、天人のごとき鶴を御覧あって、殿様、鷹を合せたまえば、鷹はそれて破蓑を投落す、……言語道断。

九平 他にない、姫川図書め、死ものぐるいに、確にそれなる獅子母衣に潜ったに相違なし。やあ、上意だ、逆賊出合え。山隅九平向うたり。

修理 待て、山隅、先方で潜った奴だ。呼んだって出やしない。取って押え、引摺出せ。

九平 それ、面々。

修理 気を着けい、うかつにかかると怪我をいたす。元来この青獅子が、並大抵のものではないのだ。伝え聞く。な、以前これは御城下はずれ、群鷺山の地主神の宮に飾ってあった。二代以前の当城殿様、お鷹狩の馬上から――一人町里には思いも寄らぬ、都方と見えて、世にも艶麗な女の、一行を颯と避けて、その宮へかくれたのを――とろんこの目で御覧じたわ。