후리가나로 읽는 일본 고전
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てんぐがいでん きられのせんた
天狗外伝 斬られの仙太
三好 十郎
三好 十郎의 天狗外伝 斬られの仙太(てんぐがいでん きられのせんた)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 122,347자 · 243화면
そうよ、あの筑波を左の肩越に後ろに見て南の方へドンドン下ってスッカリ山のテッペンが見えなくなった辺まで行ったら、人をつかまえて利根の甚伍左と言う大道楽もんの家はどっちだと尋ねなせえ。
仙太 え! じゃあんた様が甚伍左の親方様で!
段六 利根川べりの甚伍左様でがんすか! あの名高え!
甚伍 知っていなさるか? こいつは耻かしいな。じゃ、ま、急ぐから、ごめんなさいよ。(歩み去り、ジロリと土手下を横目で睨んで置いてスタスタ二人の後を追って姿を消す)
仙太と段六は礼を言うのも忘れてしまって茫然としてその後姿を見送っている――ウロウロしていた女房はもうズット先程から仕置場矢来の方へでも降りて行ったのか姿を見せない。向う側では既に百叩きは終ったらしく、時々人声がザワザワするばかりである。
仙太 (ヒョイと我れに帰り、ハラハラ涙を流し)ありがとう存じまする! 一生、死んでもこの御恩は忘れましねえでごぜます! ありがとう存じまする!
段六 御支配や、北条の親分みてえな人が有るかと思えば、あんな立派な仁もあるなあ。……(言いながらタトウの上の奉書を見ていたがビックリして立上って)あっ! こりゃっ!