일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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あまくさのはる

天草の春

長谷 健

長谷 健의 天草の春(あまくさのはる)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 7,293자 · 15화면

아오조라 문고

今から三百年許り前の島原の乱後、斬首された切支丹の宗徒の首一万ばかりを、長崎の浦上と島原の原城と、ここ富岡の三カ所に分けて埋めたという。ところが代官鈴木三郎九郎重成は、民心の動きに非常に敏感で、暗に亡ぼされた宗徒に同情する人々の心情を慮つて、切支丹の供養碑を立てて、そこに埋められた宗徒たちの追善供養をしたという。碑文は、経文からとつたものらしく、すこぶる難解であるが、仏教の教養よりすれば、仏性は賢愚平等にあり、死んでしまえば、たとい鬼理志丹といえども供養しなければならぬ、という意味のようである。ただ切利支丹を、鬼理志丹としたところなどに、その本質はうかがわれるが、いずれにしても、このような碑を立てた鈴木重成の人物には、共感出来る。記録によれば、

「……重成は郡民の窮状を目のあたりに見ては、哀憫の情を禁ずることが出来ず、承応二年遂に意を決して江戸に上り、直接老中に謁見してるる郡情を具陳して、減石の正道なることを誠意歎願したが、又もや不許可となつた。この上は一死もつて郡民塗炭の苦しみに代る外ないと、同年十月十五日赤心を披瀝した上向文を遺して、駿河台の自邸で自刃してしまつた」