일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

あまくさしろうのようじゅつ

天草四郎の妖術

国枝 史郎

国枝 史郎의 天草四郎の妖術(あまくさしろうのようじゅつ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 8,401자 · 17화면

아오조라 문고

中には老人の其悪口が面白いとでもいうように笑っている者さえありました。

軈て老人は立ち上がると側に在った縄を取り上げてピューッと高く空に投げ上げ落ちて来る所を右手で受け其儘クルクルと輪に曲げましたが、

「それ、よいか、驚くなよ」

斯う云い乍ら岩の上へ置くと、何んと不思議ではありませんか、その縄が一匹の蛇と成ってヌッと鎌首を持ち上げたものです。

「ワッ」

と見物は叫び乍ら逃げる。それを冷かに見遣り乍ら、

「これこれ見物逃げるには当らぬ。蛇では無い是は縄だ」

云い乍ら老人は手を延ばしひょいと其蛇を取り上げると見るやツツーと一つ扱きましたが、成程夫れは蛇では無くて三尺ばかりの古縄でした。

「ワッハッハッ」

と老人は笑う。見物は安心して寄って来る。次なる芸当が始りました。

「エイ」

と鋭い気合と共に老人は古縄を復扱きましたが夫れを右の掌へ立てると一本の樫の棒となりました。

「延びろよ延びろよ、延びろよ延びろよ!」

恰も歌でも唄う様に老人は大声で云うのでした。と、是は又何たる奇怪! 三尺ばかりの樫の棒が其老人の声に連れてズンズンズンズンズンズンと蒼々と晴れた早春の空へ延びて行くではありませんか。