일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

たいへいようまじょう

太平洋魔城

海野 十三

海野 十三의 太平洋魔城(たいへいようまじょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 93,147자 · 187화면

아오조라 문고

「おお、神の力は、広大無辺である」

「あれ、いやだねえ。とうとうわしは卵を生むようになったか」

衛兵長は、掌にのせられた卵を、気味わるそうにながめつつ、大まじめでいった。

そばに立っていた将校や兵士が、くすくすと笑った。

クイクイの神様になりすました三浦須美吉は、してやったりと、心の中でにやりと笑った。こんなことはなんでもない。ほんのちょっとした手品にすぎない。卵は、島で仕入れ、服の下にかくしておいたものである。

「こら、さわぐな」

ケレンコ司令官が、にがにがしそうにどなった。

「子供だましの魔術をつかうあやしい男だ。だが明日の行動について、これから幕僚会議をひらくから、この男のとりしらべは後まわしだ。向こうへつれていって監禁しておけ」

司令官室の激論

室の外へつれだされて、クイクイの神様こと三浦須美吉は、(ほい、しめた)

と、思った。

もうこの司令官室に用はないのだ。彼の掌の中には、衛兵長のポケットから、すりとった一個の鍵がかくされていたのである。卵を出すとみせて、手さきあざやかに、この鍵をすりとったのだ。

この時、床のうえに寝そべっていたリーロフ大佐が、むくむくとおき上った。