후리가나로 읽는 일본 고전
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ぜにがたへいじとりものひかえ
奇譚 銭形平次 「銭形平次捕物控」傑作選
野村 胡堂
野村 胡堂의 奇譚 銭形平次 「銭形平次捕物控」傑作選(ぜにがたへいじとりものひかえ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 31,249자 · 62화면
「何をやって脅かされたんだ」
「この八五郎が、三百両の支度金を持って乗込んだところは、大した武者振りでしたよ、親分。見せたかったな」
「ピカリと来ると、逃げ出すようじゃ、拝見しない方が無事らしいぜ」
「用人の禿頭に三百両を叩き返して、サテと改まりましたよ、――遠眼鏡で町娘を御覧になって、奉公に出せなんて無理を言うからこんなことになるんだ。お君を殺したのは間違いもなく武芸の心得のある女だ――お君を生かしておきたくない人間が、このお屋敷の中にいるに違いない、その顔を見なきゃ一寸もここは動かない――とね、大した啖呵だったぜ親分」
「そうだろうとも、見なくてとんだ仕合せさ。屁っぴり腰でガタガタ顫えながらの啖呵なんざ――ところで、お前はお君を殺した下手人は誰と見当をつけたんだ」
「あの用人の竹林でなきゃ、奥方付のお女中で、腕の立った忠義者のお初ですよ。それに決っているじゃありませんか、大事の大事の大あばたの奥方を気違いにした町人の娘を、屋敷へひと足も踏み込ませるものかと思ったに違いありません。女持の匕首かなんか持出して、清水屋の井戸端でお君をひと突きに殺し、取って返して御仮屋横町で、女衒みたいなお滝を刺した、――鏡山の芝居だって、下女のお初は忠義者ときまっているじゃありませんか」