후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
きぞくひがん
奇賊悲願
海野 十三
海野 十三의 奇賊悲願(きぞくひがん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 9,375자 · 19화면
こういう次第だから、烏啼天駆の懊悩するのも尤もであった。そして彼は次第に食慾を減じ、女人をして惚々させないではいない有名なる巨躯紅肉が棒鱈のように乾枯らびて行くように感ぜられるに至ったので、遂に彼は一大決心をして、従来の面子を捨て、忍ぶべからざるを忍び、面の皮を千枚張りにして、彼が永い間ひそかに尊敬している心友の許へ出掛けて行き、すべてをぶちまけて、よい智慧の貸与とその協力とを乞うたのであった。
「それは同情する。君としちゃあ、このまま放置するには忍びないだろう。パチンコの的矢と来ては、返事をする代りにピストルの弾丸を送る奴だからねえ。わしも彼奴に前後三回、身体に穴をあけられたよ」
「どうも済まん。それをいわれると、おれは胸を締められる想いだ。ねえ、何とかして貰えんだろうか。一生のお願いだ。哀れなる烏啼天駆を助けてくれ」
「うん。外ならぬ貴公から是非にと頼まれたのは前代未聞じゃから、何とかしてあげたいものだ。どうするかね、これは……」
烏啼の心友は、ひどい猫背を一層丸くしてしばらくじっと考えこんでいたが、やがて彼は黒眼鏡の奥に、かっと両眼を開き、両手をぽんと打った。