후리가나로 읽는 일본 고전
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おんなけんし
女剣士
坂口 安吾의 女剣士(おんなけんし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 36,694자 · 74화면
そこでにわかに下僕志願に飜心した。
「ほれ、剣術に面小手というのがありましたねえ。あれをワタシに使わせてくれるなら、棒でぶたれたって我慢しますがねえ」
するとそれまで黙って見ていた父親の方がやおら立って、
「それは心得ちがいだな。人間は万物の霊長とはよく云ったもので、人間の身体は微妙なものだな。この松の木を見るがよい。これだけ隆々と盛大に構えているが斬りつけられて身をかわすことができない。不死身かといえば、ナニ、斧で叩き斬ると倒れて死んでしまうのだな。獅子に牙と爪はあるが、太刀をとって敵に向うことも敵を防ぐこともできないな。しかるに人間の身体は道具を使うことができるばかりでなく、猛訓練によって素手を太刀の如くに使うこともできる。また身体をヨロイの如くにかためることもできるのだ。それ、見ているがよい」
オヤジは稽古着もハカマもぬいで、フンドシ一つになった。着物をつけているときはそれほどとも思わなかったが、裸体姿の怖しさ。身の丈は娘よりも一二寸高いぐらいにすぎないが、満身これ岩石のようなコブのカタマリである。娘も肩幅が女には珍しく雄大であったが、父の肩幅とまたその厚みは充分倍はあるだろう。