일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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じょしきりがみねとざんき

女子霧ヶ峰登山記

島木 赤彦

島木 赤彦의 女子霧ヶ峰登山記(じょしきりがみねとざんき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 5,198자 · 11화면

아오조라 문고

殊に上諏訪町から往復六里で、一日旅行に極ふさわしい此の霧ヶ峰を、第一に推奨した処が、盛に賛成があって、今年長雨期にも係らず、是非連れて貰い度いと云い出したものが二十人許りあった。その内四五人は都合があって、つまり十五人、それに高等師範校の飯河君等三人と、余とを合せて同勢十九人、八月二十日午前七時、上諏訪町を出発した。

一体上諏訪から、霧ヶ峰に登るのは、上諏訪町の新殖民地たる、小県郡オメグラ山村に通ずる星糞峠の山道によるのが順路であるが、上諏訪町から一里の角間新田までは、全く霧ヶ峰から流出する角間川の谷に沿うのであるから、両方の連丘が直ちに頭上を圧して、展望の快に乏しい。そこで其の一方の丘陵たる立石山上の細道を経て、角間新田の上に出る事に決した。此の立石山は東北方人の字山から派出された火山集灰岩の小丘で、極点の断面を上諏訪町の背後に現して、諏訪沖積層との限界をつくって居る。丘上は落葉松の殖林地と、未墾の草原とで中腹以下は痩地の桑畠や、粟畠になって、間に数条の作場道が通じて、それが中腹以上から合して一小径を作って居るのである。今朝は雨後の朝露がことに繁くて道ばたの薄や、ワレモコウ、桔梗、ヤマニンジン、ヒメカンゾウなどの花は何れもうつ俯して、初秋の静粛を瀟洒たる風姿に表して居る。