일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ようかいがく

妖怪学

井上 円了

井上 円了의 妖怪学(ようかいがく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 59,416자 · 117화면

아오조라 문고

夢に歯の落ちしを見れば、必ず一人の死者ありというは、歯はよわいにして齢に通ずるがゆえ、齢落つれば死なるによるならんと思わる。その他、かかる類の例はなおなお数多かり。今、いちいち挙ぐるにたえざれば、これを略す。けだし、世間の風俗、儀式のごときは、多くはかくのごとき意味より起因せり。葬式、婚礼、祝日、祭日に用うる衣服、飲食、引っ越し、家作に時日を選び方角を定むる等、多少みな連想に関係せざるはなし。これを要するに、これら縁起、マジナイのごときものは、畢竟、人々の連合上、その不快を避けんがために出でし安心の一法にほかならざるなり。

また、世間に用うる符丁のごときも、この縁起、マジナイと一様のものなり。米屋の符丁は、一、二、三などの代わりに、「アキナイタカラブネ」の語を用う。すなわち、アは一、キは二、ないしブは八、ネは九なり。古着商の符丁は「フクハキタリメデタヤ」といい、茶屋の下女の符丁は「馬車デクル人マツテ居」なり。これみな、連想上、縁起を祝する意ならん。

これにつぎて、人名のごときもまた、これらの一種に過ぎざるを知るべし。世に、その名によき字を用うるは通常一般なれども、あしき字を選ぶものは、おそらくはなかるべし。