일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ようかいがく

妖怪学

井上 円了

井上 円了의 妖怪学(ようかいがく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 59,416자 · 117화면

아오조라 문고

しかるときは、醒覚のとき想出すべからざりし甲丁の記憶が、夢中にありて想出し得るも当然のことなり。あえて怪しむに足らんや。これ、人の醒時に失念したる人の姓名、文字の解釈等の、夢中に想出することあるゆえんなり。すでにしかるゆえんを知るときは、夢中に新工夫、新発明をなすの理も了解することを得べし。およそ人は、醒時にありては、一方へ思想を会注すること難し。甲丁に向かいて思想を集めんとするも、甲丙および甲乙のこれを妨ぐるありて意のごとくならず、目前に色を見れば、その方に注意を引かれ、耳外に声を聴けば、その方に精神を移し、思想を一点に集むること難きをもって、したがって発明、工夫をなすこと難し。ゆえに、人もしその心に難問を解答せんとし、あるいは失忘したる記憶をつとめて再起せんとするときは、両眼を閉じて黙思するを通慣とす。盲人の思考力に長じ記憶に強きも、これと同一理なり。これみな、思想を一点に集むることを得るによる。果たしてしからば、夢中のごときは、脳中の一小部分発動して、他の大部分休止せるをもって、かえって思想を一部分に集めて、新工夫、新発明をなすに便ならしむ。