후리가나로 읽는 일본 고전
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ようかいがくいっぱん
妖怪学一斑
井上 円了
井上 円了의 妖怪学一斑(ようかいがくいっぱん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 11,905자 · 23화면
果たしてしからば、妖怪も一つの学科として研究しなければなるまいと思います。これ、今日私が妖怪学を研究する大体の主意であります。
さて、この偶然に事物が相合するということについては、これを仮に偶合もしくは偶中と申します。今この偶合を大別して、空間上の偶合と時間上の偶合の二種といたします。空間上の偶合というのは、ここにあった事柄と遠くにあった事柄が相合することである。たとえば、私が遠国にある人のことを思うと、その思った念が先方へ通ずることをいいます。すなわち、ここに一つの変化があって、同時に他の一つの変化がそれに合することをいうのである。自分の朋友がたしかに国元におるのに、突然目先にその姿が現出して、たちまち消えてしまった。不思議であると思ってたずねてみると、ちょうどその時刻に死亡したというごときは、その一例であります。時間上の偶合というのは、今言ったことが二、三日の後に至って合する、いわゆる予言者のごとき類である。何年の後に云云のことが起こるということを言うと、必ずそういうことがある、すなわち時間を経過して合する、これを時間上の偶合という。この二つの事柄は、今日の学問上極めて困難なる問題であって、いまだなにびともこの二点に関して説明を与えた者がありません。