후리가나로 읽는 일본 고전
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あんごのしんにほんちり
安吾の新日本地理
坂口 安吾의 安吾の新日本地理(あんごのしんにほんちり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 22,723자 · 45화면
彼らがこの地へ土着するにはすでに仏教をもってきた。勝楽という師の僧が共に土着したことは系図によって知りうるのである。
またこの村の伝説によると、コマ王若光は老齢に至って白髯がたれ、ために白髯サマとしたわれたという。彼を祀ったコマ神社は白髯神社の宗家でもある。
だが白髯の人物については系図は何も語っていない。そして破り去られた部分に、そのことが有ったかどうかも分らない。
コマ村の成立と前後してシラギ僧が関東各地に移住土着していたのは史書に見ることができる。浅草の観音サマはすでにその頃から在ったようだが、その縁起がアイマイ・モコたるところから、また寺の創立者の人名にヒノクマとあるところから、百済の聖明王が欽明天皇に伝えた仏教と別系統に、帰化人の誰かが私人的に将来し崇拝していたのが起りだろうとも考えられているようだ。それも有りうることである。
コマ郡の成立とても霊亀二年とあるが、それは他の七ヶ国から一千七百九十九名をここへ集め移した時の話で、ここにそれ以前からコマ人の誰かが住んでいたかも知れない。
だいたい七ヶ国から二千名ちかいコマ人を一ヶ所に集め移すからには、その土地に彼らとつながる何かの縁があるからだろう。