일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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あんごじんせいあんない

安吾人生案内

坂口 安吾

坂口 安吾의 安吾人生案内(あんごじんせいあんない)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 13,066자 · 26화면

아오조라 문고

二人の結びつきは「恋愛の遊戯ではなくて、切実なる老後の生活問題である」と仰有る。切実な老後の生活問題とは、

「結髪の妻節子を喪ってから、長男夫婦の世話になって居たが、偶々病に臥してからつくづく、世話人なしでは老境を過せないと感じた。いかに舅思いの嫁でも、主人に仕え、幼児が二人もあっては、下婢を使うことのできない今日では、私の世話まですることは到底やりきれない。困って居る処へ、二三の人より熱心にすすめられ、終に晩香と結婚するに至った」(週刊朝日の手記より)

切実な老後の生活問題という意味は、たしかに、そうであったろう。行く先不安な老人にとって一人ということは堪えがたい怖れであるに相違ない。切実な生活問題というその切実さは、老境に至らぬ私にも容易に想像し同感しうるのである。

先生は籍を入れようとしたが、菊乃さんが辞退したそうである。先生の気持は明かに正妻であって、菊乃さんをそのように遇した。そして、菊乃さんが末期の水をとってくれるというので先生は安心し、生活は安定をうるに至ったという。

それらは全て結構である。私とても、身寄りにそのような老人がおれば、再婚をすすめるかも知れない。