후리가나로 읽는 일본 고전
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あんごしたん
安吾史譚
坂口 安吾의 安吾史譚(あんごしたん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 13,002자 · 27화면
当時他流試合ははやらなくなっていたが、おれが中興だと夢酔は威張っている。神田お玉ヶ池の千葉周作は同時代の人だが、その名は彼の自叙伝中には一度も現れてこない。
彼の兄が信州や越後水原などの代官をやっていたので、兄について巡見に行って納米の割当をやったから、百姓についても知識を持ったし、その道中でも折あればケンカの腕をみがいて見聞をひろめた。
二十一の年に江戸を食いつめて、また家出をした。事があったら斬死するつもりでいたから何も怖いことはなかったし、田舎へ戻って一家をなしている相弟子が大事にしてくれたから、その門人に稽古をつけてやったりして江戸へ帰る気がなかったのだが、兄貴の子で彼の相棒の一人たる新太郎が迎えにきたから、仕方なしに帰ることにした。
帰ると親父によびつけられて、すでに用意されていた座敷牢へ入れられた。一ヶ月たたぬうちに二本の柱をぬけるようにしていつでも脱けだせる準備ができたが、考えてみるとみんなオレがわるいから起ったことだと発心して、二十一の秋から二十四の冬まで、まる三年あまり座敷牢の生活を我慢した。そのとき手習いをして、軍談本など読み、友だちも毎日きてくれるから牢屋の内と外で世間のことをきいて楽しんだ。