후리가나로 읽는 일본 고전
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あんごしたん
安吾史譚
坂口 安吾의 安吾史譚(あんごしたん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 13,002자 · 27화면
狂犬病は治らんというから、これは狂犬ではなかったのかも知れん。しかし死の手前をさまよい七十日間床についた。外科の医者がふるえて海舟のキンタマを縫えないから、オヤジが刀を子供の枕元へ突ッ立てて大いに力んでキンタマを縫ってやったら海舟も泣かなかった。しかし命は今晩にも請け合わぬと医者が云うから、家の者は泣くばかりで何もできない。オヤジは大いに怒ってその日から毎日毎晩水を浴びて金比羅サマへ裸参りをし、始終海舟を抱いてねて誰にも手をつけさせず、毎日毎日あばれたから(但し、あばれたのはオヤジ自身の方である。なぜ暴れたか意味不明)近所の者はあの剣術使いは子供が犬に食われてオヤジ気が違ったと云った。狂犬病の発狂状態をオヤジが引き受けたせいか、海舟は七十日ねて治ったのである。「夢酔独言」に曰く「それから今になんともないから病人は看病がかんじんだよ」
十六の年から起きて出勤するようになった。彼は養家の勝姓を名乗ったが、実は生れた家で育っており、勝家の方が彼の生家にころがりこんでいたのだ。なぜなら、勝家はババアと小さな孫娘(それが彼の女房たるべき娘だが)だけで両親は死んでいたからである。