후리가나로 읽는 일본 고전
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あんごしんにほんふどき
安吾新日本風土記
坂口 安吾의 安吾新日本風土記(あんごしんにほんふどき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 17,371자 · 34화면
しかしまた伝説的に異形とマゴコロを愛され天皇の身辺に召されて奉仕したが、その身分は大そう低かったというような愛嬌が一貫して今も日向の地の性格をなしているからだ。
隼人も時に反逆したような史実はあるが、それは日向の性格ではないのである。熊襲踊りは怖ろしい熊襲の面をかぶって性交の身ぶりのあげくぶっ倒れ悶絶の様を示すような珍妙な踊りだそうであるが、それが日向では自嘲とかデカダンを感じさせず、純粋に人生の幸、生きることの幸を感じさせるところに明るさや大らかさや清潔さがにじみでてくるのかも知れない。しかも日向の男の感覚や神経は案外女性的で、開放的ではあるがデリケートであり、そんなところにも古い世からの遊芸人の血筋を見ることができるような気がするのだ。
高天原の伝説なぞというものはこういうノンキでクッタクのすくない連中が、いつのまにか自分のふるさとの伝説につくりあげてしまったばかりでなく、一々地名をつくりあわせ、天の岩戸をつくったり、念には念を入れて悦に入っていた連中の残した仕業のような気がするのだ。そういう風に人生をたのしむことにかけては邪念がなくて一生懸命の気風であり、要するに彼らは芸術家だ。