일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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あんごむしゃしゅぎょう

安吾武者修業

坂口 安吾

坂口 安吾의 安吾武者修業(あんごむしゃしゅぎょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 10,724자 · 22화면

아오조라 문고

多胡碑、山上碑、金井沢碑と云って、いずれも歴史上重要なものであり、私にとっては一見の必要あるものであったが、呆れたことにはこの三碑がまるで馬庭をとりまくように散在していた。多胡碑の里から火事がでて馬庭へ飛び火したこともあるそうだ。馬庭の旧家高麗さんは頭をかいて、

「隣り村の火事と安心して見物にでかけた留守に私の家の屋根が燃えはじめていました。上州のカラッ風は油断ができません」

そして、こう教えてくれた。

「私の父も念流の目録まで受けた人ですが、私は剣は使いません。馬庭で一番古いのが私の家で、その次に樋口家が移住して、ごらんのように隣り合って家をたて村をひらいたのだそうですが、そんなわけで私の家だけは無理に剣を習わなくてもよいのだと父が言っていました。他の家は必ず剣を習わなければならない定めになっていたのです。戦前まではそうでした」

一村すべて剣を使うということも架空の話ではなかったのである。樋口家の馬庭移住は天正のころ、織田信長のころだ。今から三百七八十年前である。したがって附近の三碑ほど大昔からひらかれた里ではなかった。しかし、樋口家が土着した瞬間から、この里は剣の里であった。