후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
たぬきじる
完本 たぬき汁
佐藤 垢石
佐藤 垢石의 完本 たぬき汁(たぬきじる)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 133,158자 · 273화면
正体なく酔い潰れたのを泥之泥という。肥前の唐津では、酔っ払いのことを『さんてつまごろう』と称えるが、これはどういう意味であろうか。大阪で『よたんぽ』というのも分からぬ。
私は、この年輩になってもまだ泥のように酔うので困る。体力が次第になくなるので、これから先は一層酒に対してこたえが無くなるのではないかと思うと、ほんとうに心細い。稗官小説に――南海に虫ありて骨なし、名づけて泥といふ。水中に在れば則ち活き、水を失へば則ち酔ひて一堆の泥の如し――と書いてあるが、この虫は岡へ上がった河童と同じように、水から離れると正体を失ってしまうものと見える。私も酒を飲んでいる時の方が、機嫌がいい。だが劉伶と同じように既に酒渇を病んでいるのでは、堪らぬと思う。
万葉の歌人大伴旅人は、
なかなかに 人とあらすは 酒壺に なりてしかも 酒に染なん
と、詠った。嗚呼、われ何をか言わん。
七
細川家に、増田蔵人という六千石を領する重臣があった。これは若い時から身持ちが悪く、いつも酒ばかり飲んで放埓であったから、父の某は臨終に家中の井戸亀右衛門を枕頭に招き、わが死後は伜の行状を厳重に監督してくれ、とくれぐれも頼んで息を引きとった。