후리가나로 읽는 일본 고전
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たからづかおいたちのき
宝塚漫筆
小林 一三
小林 一三의 宝塚漫筆(たからづかおいたちのき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 26,995자 · 53화면
こういうふうにして宝塚歌劇というものが誕生したのである。
ところで、その頃の考え方として、ただ単に唱歌をうたうのみでは余りに単純過ぎる。よろしく歌劇を上演すべしという主張と、歌劇という名目にとらわれて、高踏的に走り過ぎては温泉場の余興とはなり得ない。一切の理論から離れて、平易なやり易いものをという経営者の方針と、一時衝突したこともあったが、結局双方からあゆみよって、振付として高尾楓蔭氏、久松一声氏等が招聘され、第二期生として瀧川末子、篠原浅茅、人見八重子、吉野雪子の四名がくわわって、ここにはじめて宝塚少女歌劇養成会が組織されたのである。
宝塚少女歌劇養成会の教育方法は、すべて東京音楽学校の規則にのっとり、入学資格だけは小学校修業十五歳以下の少女にかぎり、修業年限を三年とし、その間に器楽、唱歌、和洋舞踊、歌劇を教授するものであって、我が国でもはじめての試みであった。
水泳場の仮舞台で初公演
さきに募集した第一、二期生達は、舞台に必要な基本的演技、すなわち声楽、器楽、和洋舞踊、その他全般にわたって約九ヶ月の間熱心に養成された。その進歩は早く、成績がすこぶるよかったので、ここに第一回公演期日を大正三年四月一日と決定して、公演に関する諸般の準備を着々として進めた。