일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ほうえいふんか

宝永噴火

岡本 かの子

岡本 かの子의 宝永噴火(ほうえいふんか)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 31,505자 · 62화면

아오조라 문고

それが淀みなく東へ東へと走り続けるのである。そうは認めたものの慧鶴は一向驚くこともなかった。むしろ当然、そうするのがよいのだという気がしてただ黙って目送していた。やがて三十分も経ったであろうか。獣の行列は遂に尽きた。そして一番しまいに殿りだとでもいうように大きな熊が一疋、無恰好な形をしてのそのそ列を追って行った。それは可笑しかった。あとは、富士山麓の夜半の景色は、一層静まり返り、冴えた月の光が寒さと共に大地へ音もなく浸み徹るだけであった。慧鶴は確かりして来て意識を腹の底に据えて鶏の鳴くまで深い思惟に入った。

ゆうべは妙な地響きがしたと駅の人々がちらほら噂し合っている十日の朝から、今までにない激しい地震と一緒に富士の山麓の方に当って何処という個所は判らず鳴動の音が聞えて来た。初めは一日に二三度ずつぐらいだったが、日を経るに従ってだんだん度数を増し、二十二日の夜には三十度にも及んだ。その前から用意のいいものは家の外に小屋掛けして寝起きしたり竹藪の中に仮住居をこしらえたりしていたが、もう家の中にいるものはなくなった。ちょっとの用事にも人々は匍って歩いた。