일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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みやざきのまち

宮崎の町

中村 地平

中村 地平의 宮崎の町(みやざきのまち)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 2,035자 · 4화면

아오조라 문고

町の交通は参宮バスが一手に掌握している。

車体のゆったりした大型の遊覧バスは目貫きの通りから、宮崎神宮、高等農林、神武天皇御皇居の跡、阿波岐ヶ原等土地の名所や霊蹟やを走っているが、更に路線は熱帯植物の青島から遠く官幣大社鵜戸神宮迄へと延びている。いったいにバスガールの説明というものは、なにか若い年齢には痛々しく、聞くに耐え得ない思いに人を導くのが普通であるが、幸いにここの少女たちはそういう悲哀な感情に人をつき落すことをしない。

説明の文章が文学的に気品がある上に、少女たちの顔つきや、服装も清楚で気もちがいいのである。宮崎の町は日本で他に比較するところなし、と推賞した一行中の尾崎士郎さんは、宮崎の女には余情がある、と語っていた。口では言い得ないところを、一種の表情によって伝える独得の表現力をもっているというのである。但し、一行どの人の誰もがそういう余情を汲みとることはしなかった。紀元二千六百年を控えて、神罰を恐れるがためではなかった。