일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

さびしきうお

寂しき魚

室生 犀星

室生 犀星의 寂しき魚(さびしきうお)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 4,800자 · 10화면

아오조라 문고

誰一匹として古いこの魚が、水の上にいつも動かないでいるとは気がつかなかったし、そんなことは若いぴちぴちした魚族にとっては何でもないことでした。唯かれらは時々底の方から、水の上にぼんやり浮いている大きな古い魚の姿を、まるでそれは描いたような姿でいることを不思議そうにながめていました。なかには、

「あれはやはり魚族のうちだろうかな。ああいう大きなやつが、この沼にいたかな。」

そう鮒のようなものがいうと、とぐろを巻いていた長い魚はこう答えました。

「いや、あれは魚族ではあるまい。いつもあそこにいるから。まだおれは、あいつの動いたのを見たことがない。」

ところがまた一匹の鯉のような怜しげな尾とひれをもった魚が、

「あれはこの沼じゅうで一番大きな魚だ。あいつは何年前からかしらないが、あそこにじっとしてふしぎに何かを考えているのだ。あれは何も食わないらしい。水ばかりを呑んだり吐いたりしているらしいのだ。あれのそばへ寄ると、なんだか厭な匂いがする。」

そう言って、きみわるそうにその影をしずかに眺めました。

「だが、あいつはいったい、何を考えているのだろうか。」

鮒のようなものが、水垢を掻きながら欠伸をしいしい言いました。