일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ずいひつ よせばやし

寄席囃子 正岡容寄席随筆集

正岡 容

正岡 容의 寄席囃子 正岡容寄席随筆集(ずいひつ よせばやし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 112,259자 · 222화면

아오조라 문고

昭和三年の七月末から八月へかけて一ヵ月間、昼夜二回(日曜は三回だったろうか)ここでも私は楽天地で演ったような演題のものをいろいろと演ったのだったが、これは楽天地よりもむしろやりにくかった。というのは文芸部がとんだ大べら棒で、「モダン漫才」という看板を上げ、そうプログラムにもまた印刷してしまったからだった。かりにも蕎麦だと看板を上げてある以上、どんなに美味しい与兵衛や安宅の寿司を提供したとてお客は元来蕎麦を食べにきたのだから満足はしない、いわんやそれが私という未熟な駄寿司たるにおいておや。楽天地の当初のように大欠伸なぞ喰わなかったが、毎日、じつに中途半端ないやないやな思いで舞台を勤めた。三つから十四まで育った生れ故郷の浅草へ久し振りに帰って来て、こんなやりきれない思いの高座を勤めようとは――。つくづく「モダン漫才」の看板が怨めしかった。

ところで繰り返して言うが、その頃の東京の落語界はほんとうに大不況で、江川の大盛館には今の柳橋君が二人羽織の余興などで悲壮に立て籠っていた。また私が楽天地にいる頃は、弁天座の万歳大会(漫才と書いた第二次の流行期ではない。