후리가나로 읽는 일본 고전
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ずいひつ よせばやし
寄席囃子 正岡容寄席随筆集
正岡 容
正岡 容의 寄席囃子 正岡容寄席随筆集(ずいひつ よせばやし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 112,259자 · 222화면
喜びとしないわけにはゆかない。
志ん生の噺にたいする一家言はなかなか鋭角的で、半歩も他に譲らないきびしいものをもっている。権門に降らず、ひたすらほんとうの噺家らしい市井風流にのみ活きぬきたいあの心構えも、文楽とともにいい。
それにはなかなかの勉強家で、よくうちの本箱からいろいろの本を漁っては持っていく。そのくせその本から得た知識がへんにインテリがかったものとなって噺のニュアンスを壊すなんてこともなく、きわめて彼の場合にはいい肥料となっているらしい。便乗落語しかやれない時がきたらただちに噺家を廃業してしまっていいとつねに語っているこの人の心構えの上に私は、岡本綺堂先生描く「相馬の金さん」を感じずにはいられない。同じく「権十郎の芝居」の、討死しても懐中から芝居の番付を放さなかった芝居好きの江戸侍藤崎を思わずにはいられない。後者はつとに本人も読んで知っていて私たちは絶対あの心構えでありたいとも、ある時の酒間では私に語ったことだった。
この人の今後の年一年は特異な話術世界への開拓があり、進軍があり、結果はいよいよ芸能界の好収穫となるだろう。現に九月には私の志ん生、文楽両君と主宰している寄席文化向上会で鯉丈の『和合人』