후리가나로 읽는 일본 고전
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ずいひつ よせばやし
寄席囃子 正岡容寄席随筆集
正岡 容
正岡 容의 寄席囃子 正岡容寄席随筆集(ずいひつ よせばやし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 112,259자 · 222화면
は、聞きこめばこむほどいいものである。――「くやみ」で、あるいはラジウムを説き、あるいは野菜ものの相場に至り、女房ののろけを言って帰ってゆく、そのとりどりの嘘でない可笑しさ!
「輜重輸卒」で、あの「ふ、ふ、ふあーっ」と世にも奇矯な声を随所に張りあげて、「電信柱に花が咲く」を朗々誦めば、
紅い夕日の照る阪で
我れと泣くよな喇叭ぶし――
と白秋の陶酔したかつての日の東京さえが、深紅にまざまざと映像する?
が、何といっても、むらくの一番ありがたいのは、あの「ふ、ふ、ふ、ふあーっ」と、会話のなかで与太郎や生酔が随所に突拍子もなく叫ぶあの味である。「ふ、ふ、ふ、ふ、ふあーっ」と声を張り上げていって、あげくに、「ぎゅっ」といったような、まるで、卵を踏みつぶしたような音響をさせるあの味である。――爆破した軽気球か? と私はいつも疑いさえする。――まったくあれがしんしょうである――。「ずっこけ」で彼が諷うよしこのには、
※(歌記号、1-3-28)火事があるから出てみてごらん
遠けりゃ戸をしめて――
ここで一調子、奇妙にあがって、
お寝よ、ふわっ、ふわっ!
と言うのすらある。