일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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かんちゅうたいがくき

寒中滞岳記

野中 至

野中 至의 寒中滞岳記(かんちゅうたいがくき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 8,295자 · 16화면

아오조라 문고

ものの如し、折節図らずも山麓有志者の、寒中数回登山を企て、しかも一行数人の内、倔強なるもの僅かに二人のみ万艱を排して始めてその目的を達して来訪せられしに遇いしかば、予はその当時の病状を決して他に告ぐるなからんことを誓いおきしに、何時しかその筋の耳にまでも入る所となりしなり、けだし予の浮腫は登山前より、多少の疲労に乗じて妻のよりも幾分重かりしならん、来訪者の一行中には予が舎弟も加わりし由なれども、他二、三人と共に猛烈なる吹雪に遮られあるいは依頼品を吹飛ばさるる等、僅かに必要の文書類を、倔強なる二人に依頼して持ち行かしめ、他は皆な八合目の石室に止まりたりしも如何にも残念なりとて、一人を追躡して銀明水の側まで来りしに、吹雪一層烈しく、大に悩み居る折柄、二人は予らに面会を了りて下るに遇い、切りに危険なる由を手真似して引返すべきことを促せしかば、遂に望みを達し得ざるのみならず、舎弟は四肢凍傷に罹り、爪皆剥落して久しくこれに悩み、後ち大学の通学に、車に頼りたるほどなりしという。

それより程なく、予が実に忘るる能わざる明治二十八年十二月二十一日は来りぬ、和田中央気象台技師、筑紫警部、平岡巡査らは倔強の剛力を引率し、一行十二人注意周到なる準備を為して、登山し来られたり、そもそも下山は予に於て実に重大の関係あるが