일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

かんちゅうたいがくき

寒中滞岳記

野中 至

野中 至의 寒中滞岳記(かんちゅうたいがくき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 8,295자 · 16화면

아오조라 문고

または自ら衣を剥で人夫に与え、力めて平気の顔色を粧い居たりしも、予も均しく人間なれば、その実甚だ難義なりしなり、特に最終の登山前は、気象台との打合せ、または東京より廻送すべき荷物(東京に於て特に注意して搗かしめたる白米または家財等)さては祖父の墓参を為すなど、およそ一週日ばかりは、殆んど昼夜忙殺の有様なりし、さていよいよ最後の荷物を負いたる十数名の剛力、及び有志者と共に、強風を冒して登るや、その夜九時観測所に着し、まもなく夜半十二時、即ち十月一日より隔時観測を始めたり、折節天候不穏の兆ありしを以て、翌日剛力ら一同を下山せしめしため、予はいよいよ俊寛も宜しくという境遇となり、全く孤独の身となれり、これより先き小厠を一人使用するの必要は無論感ずる所なりしといえども、強てこれを伴わんとすれば、非常に高き賃金を要し、また偶ま自ら進んで、越年を倶にせんことを言い出でたる者なきに非ずといえども、これらは平素単に強壮と称するのみにして、衛生上何の心懸けもなく、終日原野に出でて労働に慣れし身を以て、俄かに山巓の観測所に閉居するに至らば、あるいは予よりも先きに倒るることなきを保せず、殊に幾分測器の取扱位は、心得あるを要するがゆえに、遂にこれを伴わざるに決したり。