후리가나로 읽는 일본 고전
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「てらだとらひこのついそう」あとがき
寺田寅彦 わが師の追想
中谷 宇吉郎
中谷 宇吉郎의 寺田寅彦 わが師の追想(「てらだとらひこのついそう」あとがき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 31,239자 · 65화면
近年になって、霜柱の研究も大分盛んになった。その中でも著しい業績は、自由学園の自然科学グループの人たちの研究で、その生成が土中に極微な粒子の存在することによるという点が明らかにされ、先生の見込みを確かめる結果を得たことである。先生の所謂嗅ぎつける力の一つのささやかな例として見ても、この話は私には一種の懐かしさをもっているのである。
それよりももっと重大なことは、この霜柱が、寒地の土木工学上大切な問題として、ごく最近に、低温科学の表面に浮き出たことである。極寒地では冬土が凍ると持ち上げられ、所謂凍上の現象が起きる。この力は大変強いので、北満では煉瓦造りの家屋がその為に崩壊したり、それよりも困るのは、鉄道線路に凹凸が出来て汽車が走れなくなる。北海道などでも、ひどい所では一尺くらいも持ち上げられることがあって、その為に被る鉄道の被害は著しいものである。それが実は地下の霜柱によることを、最近に確かめることが出来たのである。
実は昨年札幌鉄道局に、凍上防止の委員会が出来て、私もその物理的方面を担当することになった。初め色々現象をきいて見ると、霜柱と類似の点が多いので、それならば余り縁の無いことでもないと思って引き受けたのであるが、現場の発掘と低温室内での実験の結果とから、それがやはり地下の霜柱に起因することがわかっ