후리가나로 읽는 일본 고전
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どんぐり
寺田寅彦随筆集 第一巻
寺田 寅彦
寺田 寅彦의 寺田寅彦随筆集 第一巻(どんぐり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 203,161자 · 412화면
人生の問題に無頓着でいられない人々の間には猫いらずの妙な需要はますます多くなるかもしれない。
この騒ぎが静まってやっと十分か二十分たったと思うころに、今度は台所で第二の騒ぎが始まった。人間の悲鳴だか動物のほえるのだかわからないような気味の悪い叫び声が子供らの騒ぎ声に交じって聞こえて来た。何事かと思って見ると、年の行かない下女が茶の間のまん中に立って大きな口をあけて奇妙な声を出しながら、からだをいろいろにねじらせている。それを四方から遠巻きに取り囲んで口々に何か言っているのである。
聞いてみると、背中にねずみがはいっているというのである。着物の間か羽織の下かどのへんかと聞いてみても無意味な声を出すだけで要領を得ない。ねずみが動いたりするたびに妙な叫び声を出してはからだをゆさぶるばかりである。そっと羽織のすそを持って静かにかかげて見ると、かわいらしい子ねずみが四肢を伸ばして、ちょうどはり付けでもしたように羽織の裏にしがみついている。はげしく羽織を一あおりするとぱたりと畳に落ちた。逃げ出そうとするのを手早く座ぶとんで伏せて、それからあとは第一のねずみと同じ方法で始末をつけた。