일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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しょうぐん

将軍

芥川 竜之介

芥川 竜之介의 将軍(しょうぐん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 14,852자 · 31화면

아오조라 문고

旅団参謀は将軍に、ざっと事件の顛末を話した。が、将軍は思い出したように、時々頷いて見せるばかりだった。

「この上はもうぶん擲ってでも、白状させるほかはないのですが、――」

参謀がこう云いかけた時、将軍は地図を持った手に、床の上にある支那靴を指した。

「あの靴を壊して見給え。」

靴は見る見る底をまくられた。するとそこに縫いこまれた、四五枚の地図と秘密書類が、たちまちばらばらと床の上に落ちた。二人の支那人はそれを見ると、さすがに顔の色を失ってしまった。が、やはり押し黙ったまま、剛情に敷瓦を見つめていた。

「そんな事だろうと思っていた。」

将軍は旅団長を顧みながら、得意そうに微笑を洩した。

「しかし靴とはまた考えたものですね。――おい、もうその連中には着物を着せてやれ。――こんな間牒は始めてです。」

「軍司令官閣下の烱眼には驚きました。」

旅団副官は旅団長へ、間牒の証拠品を渡しながら、愛嬌の好い笑顔を見せた。――あたかも靴に目をつけたのは、将軍よりも彼自身が、先だった事も忘れたように。

「だが裸にしてもないとすれば、靴よりほかに隠せないじゃないか?」

将軍はまだ上機嫌だった。