일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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しょうせつ えんちょう

小説 圓朝

正岡 容

正岡 容의 小説 圓朝(しょうせつ えんちょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 163,270자 · 325화면

아오조라 문고

ばかりか楽屋で師匠のことを少しでも悪くいう者があると、むきになってくってかかった。

「お前ンとこの師匠は人前でばかり調子がいいから、だからいやさ」

ある晩、連雀町の白梅の楽屋で浅草亭馬道がこういったときも、泣いて小圓太はつっかかっていって、

「分った分った俺が悪かった。お前の師匠孝行にゃ負けたよ、圓生さんはとんだいい弟子を持ちなすって幸だ」

とうとう馬道をしてあやまらせてしまったくらいだった、そのくせ事実は馬道のいう通りの性格のところも、多分に圓生にはあったのだけれど。でも、そんなこと、師匠おもいでひとすじの小圓太には決して分ろうわけもなかった。

「ああありがたい、師匠は」

こうおもうにつけ小圓太はいっそう一生懸命になって師匠の噺を聴きはじめた。聴くばかりじゃないあらゆる呼吸をば探りいれだした、片言隻句、咳ひとつでもそっくりそのまま採りいれてつかってしまうことにやぶさかでなかった。何から何まで圓生生写しの建築が、やがて小圓太というプンと木の香の新しい材木で仕上げられた。

「いままでにお前ほどよく私の噺を聴き込んだものはない、またお前ほど私の噺の呼吸をよく取ってしまった弟子もいないよ、ありがたいとおもうね私は」