후리가나로 읽는 일본 고전
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しょうせつ えんちょう
小説 圓朝
正岡 容
正岡 容의 小説 圓朝(しょうせつ えんちょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 163,270자 · 325화면
客も驚けば、楽屋も席亭も目を瞠った。
だんだん掛持の寄席の数が増えてきた。
秋から冬へ。弟子二人の喰扶持も、自然に浮いてくるようになった。
あれほど悩みの種だった金龍寺の門番へのお心付けも、どうやらやれるようになった。
やっと圓朝は森下の寺町通りを、薄氷を踏む思いして駈け出さないでもいいようになってきた。
「ありがたいことだねえ」
心からうれしそうに母親のおすみがいった。圓朝もほんとうにうれしかった。
生きてゆくということの張合――しみじみとそれが感じられた。
水ごりとっては寝るたんび、あしたの目醒めが楽しかった。辛くとも苦しくとも、何かこのごろは身の周りがよく澄んだ青空で装われているようだった。
さて、この上の望みには――。
またしてもある日圓朝はつくづくといってしまったのだった。
「俺、何とかして真打がとってみたい、せめてあの宮志多亭の招き行燈に入らなければ」
四
十八の年の九月。
師匠が杉大門の大将にたのまれてふた月ばかり甲州のほうの親分手合のところへ、余興のようなことでたのまれていっている間、萬朝と小勇と、あとに音曲噺の桂文歌を頼んで、はじめて圓朝は真を打つこととなった。