후리가나로 읽는 일본 고전
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しょうせつ えんちょう
小説 圓朝
正岡 容
正岡 容의 小説 圓朝(しょうせつ えんちょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 163,270자 · 325화면
向こうの大きな白山茶花の枝々を揺がせて、葡萄いろをした懸巣が一羽おどろいたように飛び立っていった。
「……」
フーッと息を吸い込み、フーッと吐きだした。もういっぺん深く吸ってもういっぺんまた深く吐きだした。何だか身も心も、あらゆる汚れがいっぺんに去ったように爽々としてきた。そういっても一木一草ひとつひとつがあらためて美しい真新な了見方でみつめられるような、しみじみと生れ変った心持だった。
「……」
黙って手にしていた竹箒を両手で横に高く差し上げ、恭々しく小圓太はお辞儀をした。
四
もう落語を喋りたいとも考えなくなった。稽古をして貰いたいとも格別におもわなくなった。ただ何事もおもわずに、この世は夢のまた夢と無念無想に小圓太は、その日その日をまめまめと働きだした。慾も徳もなく、身を粉に砕いて働いていた。庭の落葉を掃きながら、心の落葉を掃き棄てることも日々だった。
「オイ小圓太や、蛙の牡丹餅て小噺しってるかえ。下席私は休みだからお稽古して上げようね、今度やれ。永いこと忙しさにかまけててすまなかったね」
世の中ってこんなものだろう、そうしたら九日目の十二月二十日の朝、師匠のほうからいきなりこういいだしてきた、しかも珍しく機嫌のいいやさしい調子で。