일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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こさかいふぼくし

小酒井不木氏

平林 初之輔

平林 初之輔의 小酒井不木氏(こさかいふぼくし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 1,444자 · 3화면

아오조라 문고

鋭いインテリジェンスのひらめき、ほとんど神経質的ともいえる感性の動き、そしていっけん冷徹とも見える外貌の中に蔵された情熱、そういったものを私は博士との二時間足らずの会談のうちから得たのであった。

これらの特徴は氏の文学的業績のうちに十分にあらわれている。

氏の驚くべき豊富な、古今東西にわたる犯罪文献の研究、理論的実際的の医学的背景の上に展開された犯罪の科学的研究、特に、殺人、毒、毒殺等の研究は、最近日本に勃興したいわゆる探偵趣味の普及に貢献するところが少なくなかった。実際、近代科学ときりはなすことのできない探偵小説は、氏のような十分の資格を備えた水先案内がなかったら、日本では今日のような隆盛を見ることはなかったであろう、少なくももっとおくれたであろう。

次に、氏の業績としてあげねばならぬのは西洋の探偵小説の紹介である。ことに北欧の名作家ドゥーゼの紹介である。氏が鳥井零水という匿名で、ドゥーゼの「スミルノ博士の日記」「夜の冒険」の二作をひきつづき『新青年』に連載しはじめたとき、原作の優秀と、訳文の巧妙とは相まって、私は、いまだにあの時ほど、雑誌の出るのを待ちこがれた経験はない程である。