후리가나로 읽는 일본 고전
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しょうねんたんていちょう
少年探偵長
海野 十三
海野 十三의 少年探偵長(しょうねんたんていちょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 110,286자 · 221화면
「え、ここでするのか、机博士」
「そうさ。どうして、この重態の病人を、動かせるものかね。狭くても、しようがないやね」
と、博士はいった。
「電気の用意ができました」
部下の合図があった。博士は再びヘリコプターの座席へもぐりこんだ。
男装の頭目
それにつづく同じ夜、正確に時刻をいうと、午前二時を五分ばかりまわった時であった。
この六天山塞の指揮権を持っている頭目の四馬剣尺は重傷の戸倉老人と会見することになった。
戸倉老人は、車がついている椅子にしっかりゆわきつけられたまま、四馬頭目の待っている特別室へ運ばれこまれた。そのそばには机博士が、風に吹かれている電柱のようなかっこうで、つきそっていた。
頭目は、ゆったりと椅子から立ちあがり、カーテンをおし分けて、戸倉老人の方へ歩みよった。
彼の風体は、異様であった。
四馬剣尺は、六尺に近いほどの長身であった。そしてうんと肥えていたので、横綱にしてもはずかしくないほどの体格だった。彼はそのりっぱな身体を長い裾を持った中国服に包んでいた。彼の両手は、長い袖の中にかくれて見えなかった。
その中国服には、金色の大きな竜が、美しく刺繍してあった。