후리가나로 읽는 일본 고전
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しょうねんたんていちょう
少年探偵長
海野 十三
海野 十三의 少年探偵長(しょうねんたんていちょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 110,286자 · 221화면
しかしだいぶん低くなっていた。
春木少年の方は、口笛を吹きながら、手製の杖をふりまわしつつ、どんどん山を下りていった。すこし心細くないでもなかったが、ときどき山の端からはるか下界の海や町が見えるので、そのたびに彼は元気をとりもどした。
二時間ばかり後に、彼はついに生駒の滝の音が聞える近くにまで来た。
「さあ、ぼくの方が早いか。それとも牛丸君が勝ったか。なにしろ牛丸君は、この土地に生れた少年だから、山の勝手はよく知っている。だから、ぼくはかなわないや」
春木の方は、そういうわけで自信がなかった。
ところが、実際は春木の方が、ずっと先についたのであった。
牛丸少年の方は、途中で手間どっていた。というのは、東道では、途中で丸木橋が落ちていて、そのため彼は大まわりしなくてはならなかった。本当は、東道の方が近道だったのだけれど、思いがけない道路事故のため、牛丸は春木清よりも、三十分もおくれて現場につくことになったのだ。
そして三十分もおくれたことが、二人の少年の運命の上に、たいへんなちがいをもたらした。それは一体どういうことであったか。春木少年は、何事も知らず、生駒の滝の前へついて、