후리가나로 읽는 일본 고전
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しょうねんたんていちょう
少年探偵長
海野 十三
海野 十三의 少年探偵長(しょうねんたんていちょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 110,286자 · 221화면
現に、あの好人物の老人がむごたらしく瀕死の重傷を負っていたこと、それにつづいて牛丸君が見たとおり、老人がヘリコプターで誘拐されたそのものものしさから考えて、これはうっかり口にだせないと、春木少年を警戒させたのだ。
だが、春木少年は、その謎を秘めた宝の鍵・黄金メダルの片われと、小文字でうずめられた絹ハンカチの焼けのこりを、いつまでも厳封して机のひきだしの奥に収っておくことはできなかった。それは三日目の夜に入ってのことであったが、春木君は自分の勉強部屋にはいって、ぴったり扉をしめて錠をかけ窓にはカーテンを引き、それから例の二つの宝の鍵の入った包を取出して、机上のスタンドのあかりの下に開いてみた。ぴかぴか光る三日月形の黄金片と、焼けこげのある絹ハンカチの一部とは、共に無事であった。
「ああ、ちゃんとしていた」
と、春木少年は自分の胸をおさえた。
「ふふふふ。ぼくは、この間の事件から、いやに神経質になったようだぞ。こんなものは、何んでもないんだ。おもちゃみたいなものだ。あの戸倉とかいった老人は、気が変になっていたんじゃないかなあ」彼は、今までと反対の心になって、二つの宝の鍵をばかばかしく眺めた。