일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

そううんきょうよりだいせつざんへ

層雲峡より大雪山へ

大町 桂月

大町 桂月의 層雲峡より大雪山へ(そううんきょうよりだいせつざんへ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 10,082자 · 20화면

아오조라 문고

在来大雪山に登るものは往復四日を費したるに、余はその二倍の日数を費したりしかば、思いがけずも、『北海タイムス』に、行方不明となれりと伝えられたり。旭川の有志、明日は捜索隊を出さむと騒げり。出張の途次、余を訪いたる甥の政利も、その隊に加わらむとせり。余無事に旭川に戻りて、甥は愁眉を開き、有志も安心せり。然るに余の郷里の新聞に転載し、なお筆を舞わして、多年登山に慣れたる人なれども、猿も木より落つということあれば、気遣わるるなりと付け加えたり。余に同腹の兄妹四人あり。二兄一姉死して、一姉なお郷里に存す。これを見て大に驚き、打電して東京の家族に問い合わす。家族も驚きて、北海道の知人に打電せしが、家族は余の平生の登山ぶりを知りかつ余に関する新聞の虚報に慣れておれば、姉ほどには驚かずこの頃相知りたる北竜村の西島清太氏も驚き、わざわざ札幌に出でて、卜者に見てもらいしに、安全なりとの報を得たるも、なお未だ全く心を安んぜざりき。一片の虚報は、四方八方に心配を惹き起せり。されど、真の事実世に卦ぜられて、余が月並の遊覧者に非ずして、登山に熱心にして徹底することが、世に明かになり、到る処、余を歓迎するの度を加え、登山に便宜を得ること多く、禍転じて福となりける也。