일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

やまのかなたは

山の彼方は

宮本 百合子

宮本 百合子의 山の彼方は(やまのかなたは)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 6,798자 · 14화면

아오조라 문고

北極光の照らす深い北海の年々の集合所から真白い一匹の雄海豹のルカンノンが自分の躯にうずく希みにつき動かされて、海豹の群がまだ一度も潜ったことのない碧い水の洞をぬけて遠く遠く新しい浜辺を求めて行く冒険が情趣深く描かれている。

私たちの心にこのルカンノンの憧れの心がないといえるだろうか。私たちが地球は円いということを知っているのは常識である。中世の伝説がいっているように、地面の涯は崖であってそこから先は地獄が展けるとは思っていない。だけれども、広い曠野に立って遠い地平線を眺めやった時、その地平線に何となくひかれる心、その地平線のかなたを思いやる心は、いつも新しくいきいきとしている。私たちの祖先の人たちが地平線を眺めてやはりいうにいえない牽引を感じたのとは、また違った現代の豊富な知識と感想とをもって私たちは地平線を眺めるのである。地球というものを考える。

常識は地球の円いことを語る。遠い地平線を眺めると人間はいろいろなことを思うものだし、思うことはその時代時代によってたいへん違うと教える。しかし、肝心のそのひかれる心の生々しさ、感じてゆく過程にいわばその人の生涯が圧縮されて内容づけられていること、人間はその心で自分たちの地球を今日の常識が理解しているところまでの現実性で我々の社会へもたらしたのであったということ