후리가나로 읽는 일본 고전
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あずさがわのじょうりゅう
山岳紀行文集 日本アルプス
小島 烏水
小島 烏水의 山岳紀行文集 日本アルプス(あずさがわのじょうりゅう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 138,795자 · 274화면
白い花がある、白い花が悉く長之助草だとは言わないが、白い花の中に、この花を見ないということはないほどである、大籠山の裏白金梅と、間の岳北岳間の長之助草とは、我らの一行によって確められた、この高山植物の最大産地――今まで知られているところでは――であった。
倉橋君と私と一緒になって、石の峰を絶頂まで辿りついたころは、正午を少しばかり過ぎた、高頭君以下も、やがてつづいて来た、絶頂は大別すると、三つに岐れていて、偃松が少しばかり生えている、初めのは四角張った石を畳み上げてある、中には三角測量標が立っている、高く抜き出る北岳の頂から、更に自分だけ高く抜いたこの三角点は、日本南アルプスの中で、縋り得べき土地の垂直的突端である、それから上は絶対無限の空ばかりだ、三角標の基脚には黄花石楠花、チングルマ、アオノツガサクラ、浦島ツツジ、四葉シオガマ、白山一華、偃松などが西の障壁へと、斜めに飛び飛びに漂っている。
小さい石祠がある、屋根には南無妙法蓮華経四千部と読まれた、大日如来と書いた木札が建ててある、私たちの一行より、二十日も前に登山した土地測量技師や、昨年登山した東京の人たち、山麓蘆安村でよく聞く名の森本某、名取某の名刺が散らばっている。